娘から「中古マンションを購入することにした」と報告がありました。
結婚したばかりなのに、もう住まいを決めるんだなぁと驚いています。
場所は都内で、価格は約5,000万円。ローンは35年組むらしいです。
娘と娘婿は共働きとはいえ、5,000万円のローンなんて私には想像もつきません。
確かに、都内での賃貸も家賃が高いから、いずれ持ち家を買いたいという気持ちは分かります。
資産としてマンションを持つのも悪い選択ではないのかもしれません。
でも親としては、やはり不安が募るものです。
まず、35年という長期のローン期間が気になります。
二人とも共働きだからまだ安心かと思いきや、もし子どもができたらどうなるのだろうか。
育休・産休で収入が減ったら、毎月の返済額をちゃんと払っていけるのか。いまは都内の不動産が高騰しているというニュースもよく耳にします。
もしこの先、景気が落ち込んでマンションの価値が下がったら、売るに売れない状況になるんじゃないだろうか……そんな心配ばかりが頭をよぎります。
娘夫婦は「大丈夫。いざとなったらお互い実家を頼ることもできるし」とは言ってくれます。
夫婦の仲も良く、二人でしっかり話し合って考えているようなので、そこは安心要素ではあります。私が首を突っ込みすぎるのも良くないですし、二人の人生ですから最終的には本人たちの決断を尊重してあげたいと思っています。
でも、やっぱり父親としては、娘が苦労する姿は見たくないんですよね。
共働きで忙しくしているなか、子育てや家事に追われる生活を想像すると、「本当にやっていけるのか?」という気持ちが湧いてきます。
私が若いころは都内でマイホームを買うなんて夢のまた夢でしたし、ローン額もここまで大きくありませんでした。時代が変わったと言われればそれまでですが、やっぱり何かあったときのリスクを考えてしまいます。
ただ、私も昔は子どもが生まれたらどうなるのかなんて不安を抱えながら、なんとかやってきました。きっと娘夫婦も同じように、悩みつつも力を合わせて乗り越えていくのでしょう。
親としては心配しながらも、できる限りのサポートをしてあげたいと思います。
気持ちの整理もかねて、こうしてブログに書かせてもらいました。
明るい未来を信じながら、それでも万が一に備えておくのが親の務め。今度、娘夫婦とも具体的なライフプランを話し合ってみようかなと思います。
なにより、娘が幸せでいてくれることがいちばんですからね。
私にとって大切な家族、娘夫婦が安心して暮らせるよう、これからも見守っていきたいです。