長女がこのたび、東京都内に中古マンションを購入しました。
親としてはうれしい気持ちと同時に、「ついに娘もここまで来たか…」と、しみじみとした思いも湧いてきます。
そして今、まさに悩んでいるのが——
「新築祝い、親からはいくら渡せばいいのか?」という問題です。
女房とも何度か話し合っていますが、なかなか決めきれずにいます。
調べてみると、「新築祝い 金額 親から」というキーワードでたくさんの記事や体験談がヒットするのですが、出てくる相場は本当にバラバラです。
だいたい10万円から、多いと100万円まで。しかも、「新築」なのか「中古購入」なのか、あるいは「同居」なのか「単独での独立」なのかによっても、だいぶ違ってくるようです。
うちの娘は、結婚しているわけでもなく、完全に単独名義での購入。
住宅ローンも自分で組んで、仕事をしながらコツコツ頭金を貯めて、ようやく手に入れた「自分の城」です。
私は地方に住んでいますが、近所の散髪屋さんが「娘の新築祝いには5万円包んだよ」と話していたのを思い出しました。
ただ、それを聞いて、うちもそれでいいのかな?とも思いつつ、どうしてもそれだけでは気が済まないような気持ちもあるんです。
親として、やれる範囲でしっかり応援してあげたいという気持ちはあります。
だから、今は50万円〜100万円の間で考えているのですが、それが“やりすぎ”なのか、“ちょうどいい”のか、実のところよくわかりません。
私自身も、親からそういうまとまったお金をもらった経験はないですし、参考になる前例がないぶん、余計に迷ってしまうのかもしれません。
もちろん、金額ではなく気持ちだということも分かってはいます。
けれど、このタイミングで背中を押してあげられるのは、もしかしたら親である私たちだけなのかもしれない——そんな風にも思えてくるのです。
正直、少し多めに包んで「貯金にしてもいいし、繰り上げ返済に充ててもいい」と渡してあげるのが、娘にとっても一番ありがたいのではないかと思っています。
娘の頑張りに応える意味でも、私たちの「おつかれさま」や「おめでとう」がちゃんと届くように、無理のない範囲で、心を込めて包んであげたいと思っています。
それにしても…
親になってからずいぶん年月が経ちましたが、まさか「新築祝いの金額」でこんなに真剣に悩む日が来るとは、想像もしていませんでした。
もしこのブログを読んでいる方の中で、「うちはこうしたよ」「このくらいがちょうど良かったよ」といった体験がる方もいると思いますが、ほんと悩みますよね。
