昨日、大学時代の友人と久しぶりに飲みに行ったんです。
彼は今、某企業で人事を担当していて、ちょうど今は新卒の採用面接の真っ最中らしいんだけど、最近の学生たちの傾向にけっこう悩まされてるみたいです。
というのも、面接の当日に連絡もなしで来ない学生が増えているんだって。いわゆるドタキャンってやつですね。最初は冗談かと思ったけど、全然珍しくないらしくて、もはや「またか…」って感じで受け止めてるらしいです。
昔だったら就職面接ってすごく緊張する大イベントだったし、当日ドタキャンなんて考えられなかったよね。
でも今は、応募もエントリーもオンラインで手軽にできちゃうから、気持ちの重みも変わってきてるのかなって思います。
しかも、どう見ても「本命じゃないんだろうな〜」って学生も増えてるみたいで、目が合わなかったり、志望動機がテンプレすぎて逆に分かりやすかったりするらしいです。
友人も「もちろんみんながそうじゃないけど、割合は増えてるよ」ってちょっと寂しそうに笑ってました。
企業側としても学生から“選ばれる”時代だから、昔みたいに一方的に評価する立場ってわけじゃないのかもしれないですね。
でも、だからこそ最低限のマナーは守ってほしいなと思います。せめて来れないなら一言連絡してくれたら、全然印象は違うよね。
今の就活って、自己分析や情報収集、SNSでの企業研究とか本当にやることが多くて大変だと思うし、選択肢が多いぶん迷うのも分かるけど、それでも誰かの時間をもらって面接してもらってるっていう感覚は忘れてほしくないなって思います。
昭和や平成の頃の就職活動とはもう全然違ってて、令和の就活はまったく別の文化だなあと改めて実感しました。
とはいえ、ちゃんと目を見て、自分の言葉で話してくれる学生もいるらしくて、そういう子に出会えるとすごく嬉しいんだって。
友人が「それだけでまた頑張ろうって思えるんだよね」って言ってて、なんかちょっとぐっときました。
時代は変わっても、人と人とのやりとりの中で響くものって、たぶん変わらないんだろうなあって思います。
就職試験 ドタキャン
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