この春、就職した娘が東京に引っ越しました。
大学時代に使っていた照明器具が不要になったということで、「もったいないから実家で使えば?」と、私が引き取ることに。
新しい生活に向けて断捨離する娘と、物を捨てられない親、いつもの構図です(笑)
で、その照明器具、マンションのリビングにちょうどいいサイズだったので、さっそく取り付けてみようと思ったのですが…ここで問題発生。
「…あれ?電球がない?」
昔ながらの、丸くて白いやつ。よく見る環型蛍光灯。あれが入ってない。
器具のカバーを外して中を見ても、どこにも取り付ける場所がないんですよ。「あれ?娘、電球持って帰ってくるの忘れたか?」と、女房に聞くと、「そんなもん最初からなかったよ!」とピシャリ。
「えっ、じゃあこれ、どうやって光るの?そのまま点くわけないでしょ?」
…と思った昭和の私は、まさかと思いながらも一応スマホで検索。
出てきました。「最近のシーリングライトはLED内蔵で電球交換不要」
……えっ。
……うそ。
……電球、いらないの??
まさかの「そのまま使えるやつ」でした。
つまり、今の照明器具って、電球交換の概念がもうないんですね。寿命が来るまで取り替えなくていい、ってことらしいです。
ああ、なんだかすごく置いてけぼり感。
「そんなことある?」と思ってた自分が恥ずかしい。いやあ、時代は進んでるんですね…。
娘に「ちゃんと点くようになったよ」と報告したら、「お父さん、昭和だね(笑)」と一言。ぐうの音も出ませんでした。
ということで、我が家のリビングには、娘のお下がりのシーリングライトがピカピカと問題なく点灯しています。しかもLEDだから省エネ。音も静かで明るさも調整できる。こりゃ便利だわ。
でも、最初はほんとに「電球がない!」って焦ったんですよ。
皆さんも、もし最近の照明器具を触る機会があったらお気をつけて。
「電球どこ?」って探してたら、昭和世代バレます(笑)